落ちたくない…医局から民間病院。転職時の落とし穴




大学病院の役割は「臨床」「教育」「研究」です。民間病院は、基本的には「臨床」のみです。

大学と民間で役割が違うということはご理解いただいていると思いますが、それでもいざ転職すると鳩が豆鉄砲を食ったような出来事も起こりえます。

医局から出て最初の転職は絶対に重要です。

今回は、私が現役時代によく伺っていた2つの落とし穴についてご紹介します。
この春から初めて外勤先の勤務をスタートされるという先生も、よろしければご覧ください。

ポイント1,大学と同じ設備は使えない

これは、「当たりまえじゃーん!」と思われる方が多いと思います。
最先端の機器や、数億規模の医療機器は民間でも限られた総合病院しか置いていません。
ただ、ここで申し上げたいのは医療機器ではありません。

私が申し上げたいのは、ふだん何気なく消費しているものです。

大学病院では、あまりコスト面は気にせずにどんどん利用できたと思います。
しかし、民間病院はコストへの意識が高い病院が多いです。

医療面で問題のある使い方はもちろん容認できるものではありませんが、問題のない範囲で(表現は悪いですが)チマチマと使っていきます。
小さいことのようですが、医局で働いてきた先生にとっては、ちょっとしたカルチャーショックが起こりやすいです。
新しい職場へ嫌気や不信感がでてしまうかもしれません。不信感からモチベーションが下がらないよう、予めそういった環境だとご理解ください。

民間病院は、衛生面への意識が低いのではなく、コストへの意識が高いのです。

ポイント2,経営への貢献が求められる

医療機関にもよりますが、大なり小なり大学病院よりは経営面への意識が求められる場合が多いです
内科系ですと入院や外来数などで、外科の場合はオペもはいります。

政策などの影響で今の時代、ただ病院があるだけでは収益が上がらない時代です。
きちんと病院の役割を考え、政策にそった運営をしないと立ち行きません。
むしろ、経営面をしっかり考えている医療機関は安心できる勤務先なのです。

ですが、自身が納得できない経営理念(医療の場合は診療にも通じます)で働くのは苦痛です。

民間病院へ入職する場合は、事前にどういった経営方針なのか、診療で重視している点医師へどのようなことを求めているかなど、詳しく確認して決断されることをオススメします。

そういったことは、ご自身では聞きにくいと思うので、コンサルタントを通して確認するのも1つの手ですよ。

さいごに

冒頭で「医局から出て最初の転職、絶対に重要」だと申し上げました。

それは、最初の転職先によって、これからの「転職回数が決まる」と私は思うからです。

今後、ますます医療業界は複雑化します。

ご自身の希望にあった職場で勤めることができるよう、安易に転職回数を増やすべきではありません。どうぞ慎重なご決断をお願いいたします。

 

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