ネット検索結果削除を求めた訴訟、削除認めず




逮捕歴のある歯科医師がネット検索サイトのグーグルの検索結果から自身の逮捕に関する記事の削除をグーグルに求め訴訟をおこしました。

1審、2審ともに削除を認めず、最高裁では受理しないという決定が下されました。

ちなみに歯科医師の逮捕理由は「免許のない者に診療行為をさせた歯科医師法違反」です。

1審では「歯科医師としての資質に関する事実として、一般市民の正当な関心の対象」とされ、2審では「原告の仕事に与える影響は存在するとしても極めて限定的」とされました。

詳細については産経ニュースのサイトでご覧になれます。

以前の記事で申しましたように、私は先生の登録があると必ずネットでお名前を調べていました。

先生のお名前、ネットで調べてます。

過去にこんなことがありました。
先生から登録がありネットで検索しましたが、勤務先も論文も何もヒットしません。
違和感を覚え、苗字は入れずに名前だけで検索したところ、ある事件がヒットし、先生の逮捕歴が分かりました。
その先生の場合お名前が一般的に多いものではなかったので、たまたま特定できましたが、1度でもネットにのると本当に消えません。

多くの先生にとっては関係ない話だとは思いますが、悪い考えに至る前にどうぞ先生の将来のことをお考えください。

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