医師紹介会社から『有益な連絡=医師の提案連絡』をもらう②




医師紹介会社から『有益な連絡=医師の提案連絡』をもらう①の続きです。

前回の
◇募集中の求人は定期的に配信する
◇医師の求人を部署内で共有する 

以外の工夫を紹介いたします。

◇検討範囲を事前に医師紹介会社へ伝えておく

求人の配信にプラスαです。

コンサルタントは、該当エリアで求人を探している医師がいれば、とりあえずエリア内の医療機関へ手当たり次第に連絡することがあります。
不要な連絡を避けるために、「検討できる幅」も一緒に求人情報へ記載しておくとお互いの手間が省けます。

どういう事かと申しますと、例えば「整形で火曜日」の非常勤を医療機関が募集していたとします。

たまに募集曜日以外でも医療機関側が勤務曜日を調整してくれるケースあるため、コンサルタントは火曜日以外で探している医師がいた場合でも、ダメ元で連絡します。

ところが、ここに「火曜日以外は検討不可」と書いていれば、そういった連絡は来ません

あと、医局派遣を利用している診療科や、需要が全くない診療科は、いくら医師を提案されても
検討のしようがないですよね。

逆に、求人にはなっていないものの、もし医師がいれば人材補強や新規診療科として検討できる科目というのも存在するかと思います。

そういった可能性のある科目の情報や、絶対に検討できない科目も求人情報と一緒に記載しておくと、不要な連絡はぐっと減るはずです。

連絡がつきやすい時間帯・連絡手段を伝えておく

なかなか席にいる時間が少ない採用担当者の方や、院長先生が採用担当の場合、
連絡に対応できる時間は限られます。

しかし医師紹介会社も他社とのスピード勝負なので、いつまでも連絡がつながらない医療機関は、
医師を提案しにくいのです。

簡単なことですが、電話を受けられる時間が少ない方は、予め連絡がつきやすい時間帯や
連絡方法を紹介会社へ伝えておいてみてください。

ただ、連絡がメールのみの場合、ある程度の返答目安時期も事前に伝えておく事をオススメします。

その場で何かしらのリアクションをもらえる電話と違い、メールは一方的なやりとりになるため、
レスが遅くなる懸念を医師紹介会社側は抱いてしまいまうからです。
(例えば、事前に「メール返信は遅くとも当日中には可能です」、「メールは毎朝チェックしてます」等)

なお、今回ご紹介した4つの工夫が効果的に出来るか否かは、紹介会社の質も関係してきます

『メールを配信しているのに、何度伝えても求人確認だけの電話をしてくる』

『メールの内容をちゃんと確認してない』

『つい先日、同じ会社から連絡があったのに、また同じ内容で連絡してきた』

という場合には、会社内の情報共有や、コンサルタントの教育をきちんとなされていない可能性が高いです。

「通常の求人は配信通りです、該当する人材がいる場合のみ連絡ください」

と、はっきりお伝えください。

それでも改善がないようなら質が低い紹介会社です。
そういった判断もできて一石二鳥です。

○ 医師紹介会社との連絡方法を工夫する
 ・募集中の求人情報を紹介会社へ配信する
 ・医師の求人を院内で共有する
 ・検討できる幅を事前に伝える
 ・連絡がつきやすい時間帯、方法を伝える
○ 連絡の対応で医師紹介会社の質も判断できる

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