厚労省:医師の残業時間の骨格案を示す




12月6日の日経新聞のご紹介です。

ー医師の残業時間上限、一般労働者より長く 厚労省が骨格案
厚生労働省は5日、医師に適用する残業時間の上限規制の骨格案を示した。一般の労働者よりも時間の上限を緩くする。地域医療の確保と技能向上が必要な医師にはさらに緩い水準を設定すると同時に、終業から次の始業まで一定の休息をもうける勤務間インターバルを義務付ける。
6月に成立した働き方改革関連法で残業時間への上限規制の導入が決まった。一般労働者は単月100時間未満、2~6カ月平均で80時間以内、年720時…
引用元・続きはこちらから

今回の発表内容の概要としては、

・一般労働者よりも残業時間の上限を緩くする

・勤務間インターバルを義務付ける(連続勤務時間の制限は努力義務とする)

という点です。

勤務医間インターバルについては先日の記事をご参考ください。

残業時間の上限については、一般労働者より5年遅い2024年4月から適用予定です。
上限は設けるものの、2つのイレギュラーを設定します。

1つめは、地域医療体制の確保に欠かせない医療機関の医師に適用する上限で、救急医療を提供する中核病院などが対象見込みです。

2つめは、技能向上のための診療が必要な医師に適用する上限で、研修医などを想定し本人の申し出に基づき適用されます。

この2つのイレギュラーは、「勤務間インターバルや連続勤務時間の制限を義務とすることで、医師の健康を確保する」と日経の紙面では紹介されていました。

医師の働き方だけではなく色々なところに波及しそうな話ですね。

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