2年前の24時間TVに登場した「大腸がんの彼と結婚した女性医師」について




昨日は私の大きな大きな勘違いにより、ご迷惑をお掛けし本当に申し訳ございませんでした。
特に、ご興味いただいた方には落胆させてしまい、本当に心苦しい限りです。

ネットの情報にはなってしまいますが、その時の内容を紹介しているサイトがありましたので、念の為、そちらの情報を参考に2年前の放送内容をご紹介します。

放送から2年が経過していますので、実名はお出しせず「女性医師」と「旦那様」という表現にしております。予めご了承ください。

旦那様は中学1年生の時に小児急性骨髄性白血病になりました。
3年間にも及ぶ闘病生活を経て回復。その後は教師を目指し、見事に目標を達成し高校の教員として働いていました。
女性医師はとある病院の小児科で勤務していました。

旦那様は社会科の教員で生徒から愛される教師だったそうです。
教員になった後には、小児がん患者の支援に関する取り組みも行っていたそうです。
ところが、40歳を目前に大腸にがんが発見されました。
時を同じくしてお母様が亡くなってしまい、旦那様は肉体的にも精神的にも相当なショックを受け「もう治療なんかしなくていいかな」と弱音を吐くほどの状況にまで追い詰められます。
そんなときに励ましてくれたのが、女性医師だったそうです。

実は女性医師は旦那様の20歳くらいからの主治医でした。
出会いのきっかけは、治療の経過観察をしてくれる主治医となったのが女性医師だったことです。

身体的にも肉体的にもショックで気が弱くなっていた旦那様を励ましているうちに、「自分が旦那さんの面倒と責任を持つ」と妻になって支えていく覚悟を女性医師はされたそうです。
そしてお二人は結婚されました。

がんの治療を行いながら授業もおこなう旦那様でしたが、その後は職場との契約が切れ、高校を退職されました。
高校退職後は、在宅緩和ケアを受けていました。
旦那様はPO法人の理事をされていたんですが、その法人での勧めで330人以上の教え子たちの前で「最後の授業」をおこなう機会を設けることができました。
旦那様はそのとき44歳でした。
「最後の授業」の後には「応援しています」や「励まされた」などのたくさんのメッセージが寄せられたそうです。
旦那様の最後はご自宅で笑顔で迎えられたそうです。
最後の言葉は「生きるということはたくさんの人と関わりつつ、できるだけ笑っていること。自分もそうやって生きていきたい」というようなものでした。45歳でした。

24時間テレビの中で女性医師は「旦那さんの思いを受け継ぎ、がんとともに生きるという思いを伝えていく」決意を語ってくれたそうです。

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