富士山の山岳診療所




私ごとですが、来月初旬に富士山に登る予定です。

富士山は、今年は7月1日(吉田ルート以外は7月10日)~9月10日が開山期間になります。

そこで、富士山の医療体制について調べてみました!!

富士山には山岳診療所が設置されています。

山岳診療所とは、登山者を主な対象として、入山中の急な病気やケガなどに対応する施設です。
その多くはどこかの山小屋に隣接し、その山小屋と連携して活動しているそうです。
日本登山医学会より引用)

富士山には吉田口8合目(山梨大学)、吉田口7合目(千葉大学)、富士宮8合目(浜松医科大学)に山岳診療所が設置されています。※()内は関連医療機関

吉田や富士宮というのは、ルートのことです。

富士山登山には、主に吉田ルート、富士宮ルート、須走ルート、御殿場ルートの4つのルートがあります。

一番登山者が多いいのが吉田ルートです。

なお、診療費については、各山岳診療所によって様々です。
診療所の内規で決めた計算法により請求する施設から、無償で診療している施設まであります。

吉田口8合目(山梨大学)の診療所を紹介しているサイトはありましたが、診療報酬に関する記載はありませんでした。

ですが、こちらには参加ボランティアの声として救急がご専門の前田宜包先生の体験談がご紹介されていました。

まず、こちらの山岳診療所がボランティアで成り立っているのは驚きでした!

基本は医師、医学生か研修医、看護師、事務の4人で1班で24時間態勢。救護所の2階にある宿泊のためのスペースで、交代で休憩や睡眠をとりながら対応しているそうです。

山岳診療所に参加したきっかけは、「山梨医科大学の第1期生で、当時大学病院におりましたので、山梨県の顔である富士山の救護活動は大学病院にいる者として当然やるべきだろう」というお気持ちからだったそうです。

インタビューでは、診療から食事などの勤務環境まで丁寧にお答えされていました。

ご興味のある方はこちらのサイトでインタビュー記事がご覧になれます。

山岳診療所について調べはしたものの、お世話にならないよう事前準備をしっかり行って登山に臨みたいと思います!!

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