サイトの趣旨とはちょっと異なりますが(まぁそういう記事が最近多いですが。汗)
今朝の「あさチャン!」で風疹が流行中と報道されていました。
(皆さんの方がお詳しいとは思いますが、医療従事者以外にもこのページが目に留まればと思い記事にしました。)
成人が風疹にかかると、熱や発疹が長く続いたり関節痛などの症状がでます。
そんな風疹が「30代~50代の男性」を中心に感染流行しているそうです。
風疹は年齢によって国の予防接種対策が異なりこの世代の男性が予防接種の機会に恵まれなかったことも一因となっています。
一部報道では首都圏を中心に風疹患者数が昨年の10倍を超えているともありました。
風疹は海外で感染して帰国してしまう場合もあるようです。
なお、あさチャンが厚労省に取材したところ、「流行理由は不明」との回答でした。
怖いことに、風疹は免疫がない妊婦が感染すると、先天性風疹症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。(厚労省サイトより)
先天性風疹症候群の3大症状は先天性心疾患、難聴、白内障です。
そして妊娠中の方は風疹の予防接種を受けることができません。
妊娠初期の女性が風疹にかかると赤ちゃんが先天性風疹症候群になる確率は、妊娠1ヶ月で50%です。
風疹は飛沫感染です。咳・くしゃみ・会話などで飛び散るしぶきで感染します。
感染力が強く、1人の患者から免疫がない5~7人に感染させる可能性があります。
感染しても症状がでない人が15%~30%いるため、知らないうちに周りの人を感染させる可能性もあります。(厚労省の風疹感染予防サイトより)
奥様やご家族で妊娠中の方がいらっしゃる場合はもちろん、会社や友人で妊娠中の方がいらっしゃる男性は是非一度抗体検査を受けてほしいですし、そうでない方も出来れば受けてほしいです。
仕事や予定で忙しいかもしれませんが、生まれてきた赤ちゃんが先天性風疹症候群で目や心臓に障害があったとき、その母親に「忙しくって受けれなかった」って言えますか?
もちろん、妊娠を考える女性は、ぜひ先に検査と必要であればワクチン接種を実施してほしいです。
抗体検査は意外と簡単ですよ。
クリニックにいって風疹の抗体があるか調べるために血液検査をして、数日後に結果が出ます。
抗体がないと診断された場合に限り、予防接種を受けにいきます。
自治体によっては抗体検査・予防接種が無料や一部補助をしている場合があるので、ネットで「風疹抗体検査 〇〇市(お住いの市区町村)」で調べてみてください。
妊娠を希望される女性や、ご家族に妊婦がいる男性など、条件は限定されるかもしれませんが、ぜひ目を通してみてください。
なお、講談社のサイトでは風疹の流行を受け「コウノドリ」の風疹エピーソードの回が無料で見れます。
(さすがDrからも評判良いコウノドリ~!!)
ご興味ある方は下記からどうぞ
https://comic-days.com/episode/10834108156628614120
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