医師紹介会社経由の面接の場合、私が知る限りは履歴書は医師紹介会社が用意するケースが多いです。
今回は医師紹介会社から仕事探しをする場合の履歴書のあれこれについてご紹介します。
面接時は不要でも登録時には履歴書が必要
冒頭で申し上げた通り、医師紹介会社経由の面接の場合、履歴書は会社側が用意するケースが多いです。
ただし、登録時にキャリアシートは必要となります。
なお、キャリアシートと履歴書はほぼ同義語です。
キャリアシートとは、履歴書の内容+必要手技や症例数や専門医等の有無が入力されたシートです。
各社ともExcelやWordで作成している場合が多いです。そのシートが紹介会社からPCファイルで送られてくるので、そちらへ入力し紹介会社へ返信します。
PC環境が無い先生には、面談時or郵送orFAXで直筆してもらいます。
実はこれ、面倒な場合はキャリアシートに入力しなくても良い会社が多いです。
先生方の多くは自前の履歴書をお持ちだと思います。
キャリアシートの記入が面倒な場合は、お手持ちの履歴書を提出しても全く問題ありません。
追加で必要な情報を履歴書提出時のメールに追記するか、必要な情報について、個別に医師紹介会社から質問が入るはずです。
また、他社で作成済みのキャリアシートを提出しても大丈夫です。
「失礼じゃないかな?」とのお気遣いは不要です。
そういった状況に医師紹介会社のコンサルタントは慣れています(笑)
そして、新たに記入することにより時間がロスしてしまうなら、早くキャリアシートを提出してもらったほうが、コンサルタントは嬉しいです。
時間のロスが少ないということは、コンサルタントは次の段取りをスピーディーに進められます。
気合の入る面接には自前の履歴書が必要な場合も
希望する求人が人気の医療機関の場合や、他に候補者がいる医療機関については、自作の履歴書をコンサルタントから求められる可能性があるかもしれません。
それは、面接を少しでも優位に進めるためです。
現在は、履歴書用紙は購入せずにPCで作成したり(医師紹介会社がいつも作成する履歴書もPC印刷のものです)、文字もPCで入力している履歴書が多いです。
しかし、まだまだ「手書きの履歴書のほうが熱意を感じる」という考え方は存在しています。
コンサルタントが「自作の履歴書を作っていただいた方が良い」と判断した場合には、先生へご相談することもあるかと思います。
証明写真って必要?
非常勤の場合は、履歴書への顔写真貼付は不要な場合が多いですが、常勤の場合ですと顔写真が必要な場合が間々あります。
証明写真の必要有無は先方の希望によるところが大きいです。
私の経験上では、普段あまり紹介会社を利用されない医療機関から求められるケースが多かったです。
写真が必要な場合には、コンサルタントから面接前にアナウンスがありますのでご安心ください。
なお、美容系の求人の場合は、非常勤・常勤問わず、顔写真貼付を求められるケースが多いです。
医師紹介会社作成の履歴書には連絡先の記載がない?!
通常の履歴書であれば、電話番号や住所、メールアドレスを記載するのは常識かと思いますが、医師紹介会社経由の場合はちょっと事情が変わってきます。
電話番号やメールアドレスは未記入、住所は町名までの履歴書が多いです。
それはなぜかと申しますと、中抜きのリスクを下げるためです。
(中抜きについて詳しくはこちらの記事へ)
先生の連絡先は、面接後、入職が決まった段階でお伝えすることが多いです。
(まぁ、小さな抵抗ですけどね)
面接で、もし紹介会社が連絡先を記入していなくとも、「記入もれ」ではなく「あえて」なのでご安心ください。
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