まもなく5月。新年度がスタートしてから、あっという間に1ヶ月が経過しようとしています。
新年度の環境に慣れたところで問い合わせが増えてくるのが、当直のアルバイト探しです。
当直のアルバイト探しをされる場合、事前に確認いただきたいポイントがいくつかございます。
すでに皆さんご存知の内容が多いかと思いますが、初めて外勤先での当直をスタートされる先生は、
ぜひご確認ください!
勤務時間の調整
当直は通常であれば、病院の日勤帯が終了し、翌日の日勤帯がスタートするまでが勤務時間です。
だいたい17時~翌8時や18時~翌9時なんかが多いと思います。
ですが、当然そんな時間に勤務できる非常勤医師はいません。
ですので、求人サイトで募集している求人は入り時間・明け時間ともに調整できる場合が殆どです。
サイトから問い合わせをする場合は、勤務時間も一緒に問い合わせをするとスムーズですよ。
医療機関名がわからないケースでも、「○時に△△駅を出発して、明けは○時迄に△△駅へ到着したいが可能か」と記入すると、充足可否と併せて回答がもらえるかと思います。
注意点として、求人票で「○時~○時であれば調整可」と書かれている場合、それ以上の時間調整はできないケースが殆どです。
不要な問い合わせはお互いに時間の無駄になりますので、控えたほうが良いかと思います。
祝日勤務の有無
当直日が祝日の場合、日勤からの勤務を求められる場合があります。そうしますと、当直ではなく日当直になりますし、給与も異なります。
また、逆に祝日の場合は休みという病院もあります。
とくに月曜日は祝日が多いので要注意です。
なお、祝日の場合は時間調整なしで定時での勤務を求められるケースがあります。
例えば、普段は19時スタートだけど祝日は17時スタート。普段は7時までの勤務だけど、祝日は9時までの勤務、などです。
勤務時間は増えますが、給与変動なしの病院も多いです。
そこは、ご不満に思わず普段の時間調整による減額が無い分だとご理解ください。
検査体制
寝当直や救急なしの求人はあまり関係ないですが、少数でも救急対応を含む求人については検査体制を確認されたほうが無難です。
救急対応が頻繁な病院は検査体制も整っています。が、救急がそこまで多くない病院は技師が常駐ではなく、オンコール対応の場合もあります。
想定できる検査内容については、事前に確認されておくと安心かと思います。
当直中の食事
小さな問題かもしれませんが、先生のお身体のことを考えると重要です。
明け時間が早朝の場合は、検食が準備できていないので夕飯のみの支給という場合もあります。
また、検食が無い医療機関や、検食は無いけど外出もNGという医療機関もありますので、ご注意ください。
当直環境
意外にとても重要かもしれません。
例えば、「寝当直の求人なのに、当直室の近くに機械室があり気になって休めなかった」や、
「シャワー室ありとなっていたが、患者さんと共有で使いにく」など、
ストレスが発生しやすい部分です。
一方では、ビジネスホテルのような綺麗な当直室や、医師専用に温泉を引いている病院も過去にはありました。
当直環境は気持ちよく続けられるか否かにも関わってくるので、しっかり確認されることをオススメします。
さいごに
当直のアルバイトに関しては、事前のトライアル勤務を推奨します。
トライアル勤務について詳しくはこちら
対応件数は勤務日によって異なるかもしれませんが、当直環境などは そうそう変わる部分ではありません。
医師にも働き方改革の影響で、残業時間を減らす動きがありますので、今後は当直のアルバイトが活発になるかもしれませんね。
先生方は、とくに働き者の方が多いので、どうぞお身体にご無理のない範囲で、最適な当直アルバイトを見つけられてください。
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