以前は大手病院グループなど少数の施設のみ、医師招聘担当部署や医師招聘の専任担当者を設置していました。現在は部署や専任担当を設置する医療機関が増えてきました。
医師招聘担当の方は、医師紹介会社へも積極的にアプローチをしてくださいます。
そのなかで、全くオススメできないアプローチ方法があります。
それは、頻繁に「今どうですか?うちに紹介できそうな医師はいませんか?」と連絡することです。
そもそも、コンサルタントからすれば、紹介可能な医師がいればすでに相談しています。
私は上記のお電話を何度もいただくのが心苦しくて、苦し紛れに可能性が低いながら登録のある医師を稀に紹介していました。ですが、話が進行した例は1度もありません。
そして、「医師いませんか?」という頻繁な連絡に対し、コンサルタントは頻繁に謝ることになります。
そうすると、気軽に医師を紹介できなくなるんです。圧を感じるんで。
なぜ気軽に医師を紹介できなくなるかと申しますと、普段から頻繁に連絡がくるということは、医師を紹介した場合にはもっと頻繁に連絡が来てしまうのではとコンサルタント側は考えてしまいます。
あと、圧が強いので医師からNGが出た時はどうしようかと億劫になります。
上手く立ち回れるコンサルタントであれば器用に対応しますが、そうでないコンサルタントにとっては面倒な医療機関に映ります。
もちろん、招聘担当の方も意図があって連絡をされていると思います。
電話をきっかけに医師を紹介してもらえることもあるや医師紹介会社と常に連絡を取っていれば医師がいた時に思い出してもらえるとお考えかもしれません。
電話をきっかけに医師を紹介してもらえることもあるについては上記で述べた通りです。
なかなか案件が進むことは少ないかと思います。
医師紹介会社と常に連絡を取っていれば医師がいた時に思い出してもらえるについては、一理あると思いますが、こちらも上記で述べた通りです。このアプローチ方法だとコンサルタント側は圧を感じるので、医師がいたときに気軽に相談ができなくなります。デキる招聘担当者はもっと違うアプローチをされています。
「医師いませんか?」連絡は、率直に申し上げるとコンサルタントにとっては無意味な時間に感じます。
要件が無いに等しいのです。コンサルタントはただお詫びするしか話す内容がありません。
ですが、「医師いませんか?」の連絡を有意義なものにすることは可能です。
その方法は、情報の報告連絡です。
例えば、「こういった募集内容の変更があったのでお願いします」と報告し、その後に「医師いませんか?」ではなく「登録状況はどうですか?」と尋ねます。
そうすると、コンサルタントからすれば、情報の変更時にすぐに連絡をくれる医療機関として信用が上がります。
電話の内容も、「医師いませんか?」だと「いません。すみません」になりがちですが、「登録医師の動向はどうですか?」ならコンサルタントも返答がしやすいですし、医師招聘の方も登録医師の動向を知ることができます。
仕事とはいえ、毎回毎回 同じ内容の連絡をしなきゃいけないのは、医師招聘の方にとってはシンドいと思います。また、せっかく頑張って医師紹介会社へアプローチをされているのだからこそ、ぜひ結果に繋がってほしいんです。
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