医師紹介会社へ訪問する時のポイント




医療機関の中には、医師紹介会社へ自ら訪問する採用担当の方もいらっしゃいます。

訪問を受ける側として、とーっても率直に申し上げると、
戦略的に訪問をされているんだなと感じる担当者
病院からの指示で何となく訪問しているんだろうなと感じる担当者
けっこう分かります。
(生意気にすみません。ただ、これは逆にコンサルタントが病院訪問する際にも当てはまりますね)

どうせ訪問するなら、少しでも医師紹介会社へ爪痕を残してみませんか?(笑)

今回は会社訪問時のポイントについてご紹介します。

月曜や祝日の翌日アポは避ける

土日や祝日はお休みの紹介会社が多いです。
休み明けは医師や医療機関からのメールや対応事項が多く、コンサルタントは休み明けは忙しいので、避けた方がベターです。

また、週末の夕方についても、担当先や医師への連絡、会社への提出資料等で忙しい可能性が高いので、避けた方がいいです。
訪問される側が忙しいと、しっかり時間を取ってもらえなかったり、そもそもアポを断られる可能性もありますよね。ちなみに、私は訪問希望をいただいた場合、火曜日~木曜日にお越しいただいていました。
いくつかの紹介会社を1日にまとめて訪問する場合は特にご参考ください。

訪問内容のポイント・報告事項をまとめる

定期的に医師紹介会社を訪問する担当者もいらっしゃるかと思います。

もし、訪問時に いつも同じ話・内容が薄い・電話でも十分な話をされていると、次回からのアポが取れない可能性が発生します。

私が実際に遭遇した残念な事例としては、紹介会社へ途中からアポがなかなか取れなくなった採用担当の方がいらっしゃいました。

その方は、お人柄はとっても良いのですが、いつも「医師はいませんか」と言うだけで具体的な話はなく資料も毎回同じでした。私は「他社さんから敬遠されてしまったんだな」と心の中でこっそり思いました。

紹介会社側も数字を作るために必死です。
大きな声では言えませんが訪問を好ましく思わない会社やコンサルタントも少数ながら存在します。(売上第一主義の場合に多いです)

たとえ、定期的に訪問する場合でも前回からの変更点や動きは多少なりともあるはずです。
前回とはここが変わったという点や、もし変更点がなくても前回とは違う診療科や情報をしっかり持って訪問してみてください。
訪問の意図や意義はしっかり示しましょう!

資料は持参用と送信用を用意する

会社へお越しいただいた際に、資料を沢山お持ちいただく採用担当の方がいらっしゃいます。
大量に資料を手渡しても、医師の招聘へ繋がらなければ全く意味がありませんよね。

資料は手渡して終わりではなく同じデータをメールでも送ったほうが効果的です。

それはなぜか・・・
紹介会社側は求人情報をPC上で管理することが多いからです。
データで情報をいただければ、担当医師やチーム内へ共有しやすいのです。

手渡しの資料だと、スキャン作業が発生するので、せっかくもらった資料のアップデートが後回しになったり、最悪そのまま情報が放置される可能性も・・・

本気で医師招聘をお考えの医療機関の方は、訪問時には手持ちの資料で説明し、その後に改めてデータを送信されることをオススメします。
(その方が重い荷物を持って歩き回る労力が少し軽減されると思いますしね!)

医師紹介会社へ積極的に質問する

訪問は自院の事を説明するだけと捉えていませんか?

どうせなら、困った事、試したい事を積極的に医師紹介会社へ相談してみましょう!

例えば、私が受けた事のある相談は、

「他院で紹介活動が上手くいっているとこがあれば秘訣を教えてください」

「採用向けのパンフレット作るので何か取り入れた方がいいことはないですか」

「求人票の見せ方で何かアイデアありませんか」

です。

質問をすることによりアイデアが聞けるだけではなく、その質問にどう答えるかでコンサルタントの力量・対応力も計れ一石二鳥です。

そして、訪問を受けた側(紹介会社)は、どうしても聞き役にまわりがちです。
採用担当の方が積極的に相談してくれると、コンサルタントものってきます(笑)

これは、全てのコンサルタントに当てはまるかは分かりませんが、私は相談してもらえるのけっこう嬉しかったです。
悩みを共有できたり、その悩みによって新しい知見を手に入れたり、他の上手くいっている医療機関へも解決策を質問してみたりと、自分の幅も広がるような気がしました。
また、よく質問をしてくれる医療機関は記憶にも強く残りました。

ぜひ、積極的に質問をしコンサルタントをのせてください!!

最近は医師紹介に専任部隊を設置する医療機関も増えてきましたね。
皆さまの普段の努力が医師入職へ繋がることを心より願っております。

○ 訪問する際には休み前後を避ける
○ 訪問時は要点をまとめ、資料も持参用とメール用を用意する
○ 紹介会社へ積極的に質問してみる

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