医師の残業規制と産科・救急への例外対応




厚労省の情報元を見つけられなかったのですが、日経新聞の8/26の記事で、『残業規制、医師は緩く 救急・産科は上限見送りも』という記事が紹介されていました。

記事については、残念ながら日経新聞の会員にならないと全文を見れませんが、ざっくり申し上げると「2024年度から医師に限定した残業規制を導入する予定だが、一般の労働者に適用される720時間よりも医師は緩く設定。救急や産科ではさらに例外規定を作る見込み」という内容が掲載されていました。

厚労省内では医師の残業時間について「最大でも年960時間」との意見があるとも記事内では紹介されています。

ただでさえ、なり手が少ない産科と救急。ただでさえ、もっと医師が必要な産科と救急。

それなのに、残業規制の上限見送りの可能性があるなんて・・・

産科や救急に興味を持つ医学生や研修医を思い留まらせる規制ではなく、産科や救急に興味を持つ医学生や研修医の背中を押してくれるような支援を作ることがまずは先ではないでしょうか。

現場の状況も反映した政策作りを切に願います。

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