こちらのサイトをご覧の先生の中には、お仕事探しをされる時に、医師紹介会社のサイトを一度は覗いてみたこともあるのではないでしょうか。
ご存知の先生も多いとは思いますが、求人サイトは
いくつかの種類に分けることができます。
今回は特徴と一緒にご紹介します。
Contents
①複数の医師紹介会社が求人を掲載するサイト(プラットホーム型サイト)
・複数の紹介会社が運営元にお金を支払い求人を掲載
・運営元により定額制、歩合制など紹介会社の支払い方法は異なる
・例:エムスリー、日経メディカルキャリア、メドピアなど
《特 徴》
・求人掲載数が多い
・同じ求人が幾つも掲載されている
(求人は同じでも紹介会社は異なるため)
・掲載されている勤務地のエリアが広い
・希望求人へ問合せするには運営元への登録も必要
②医師紹介会社が直接運営するサイト
・紹介会社が自社で運営・管理を行う
・運営にはシステム担当者もしくは外部委託が必要なため、サイト運営にはある程度費用がかかる
(その為、自社で求人を運営しているかどうかは会社の規模を測る1つの目安になります。
ただ、求人サイトを自社で運営していなくても良い紹介会社はたくさんありますよ。)
《特 徴》
・複数の紹介会社に登録したくない先生にはおすすめ
・美容やレア求人など、人気求人が掲載されている可能性がある
・紹介会社側の利益の低い求人も掲載されている可能性がある
(m3や日経と異なり自社のサイトに求人を掲載するのは無料なので)
③求人広告を掲載するサイト
・紹介会社(中には紹介を行っていない会社も)が求人元からお金をもらい求人を掲載
・基本的に求人元の名称(医療機関名、企業名)は開示されている
・医師紹介会社の仲介は入らず、直接 医師が求人元と調整を進める
・求人広告のみで運営しているサイトは少なく、紹介案件と併せて運営している場合が多い
《特 徴》
・紹介求人と異なり求人元の写真やインタビュー等、詳しく紹介されている
(紹介会社の中には登録医師獲得の為、あえて医療機関名を公開しているケースがありますが、写真が適当だったり、詳細情報が少ないので広告とは違うと判断できます)
・求人掲載数は少ない
・国公立病院や大学、人気施設など、紹介業を使わない医療機関(企業)を掲載している場合も
④医師紹介会社以外の団体が求人を掲載するサイト
・都道府県のドクターバンクや、自衛隊が退官者向けに求人を掲載するサイト
・ドクターバンクの方が仲介に入ったり、直接 先生が求人元と調整を進める
《特 徴》
・市場に出回っていない求人が掲載されている可能性がある
・求人掲載数は少ない
⑤医師紹介会社のランキングサイト
こちらは①~④と性質が異なりますが、ご紹介させていただきました。
最近は医師紹介会社のランキングサイトも増えておりますが、広告費獲得だけが目的で実のないものが大変多いです。
また、ランキングサイトで紹介中の会社はだいたい同じ会社です。
(さすがにランクインさせるのは無理があるという会社が入っている場合も・・・)
きちんと医師紹介会社を比較しているサイトも中にはあるかもしれませんが、
ランキングサイトの情報だけを信じるのは危険です。ご注意ください。
ちなみに、どのランキングサイトにもランクインしている会社は、広告費にかなりお金をかけているということだけは判断できます。
○ 運営元によって医師求人サイトの特徴は異なる
○ それぞれの特徴を捉え求人サイトを使い分ける
○ ランキングサイトの情報を鵜呑みにしない
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