敏腕の医師採用担当者へのインタビューをご紹介する記事です
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ーどのようなコンサルタントと付き合いたいですか?
「相手の状況が読めるコンサルタント」ですね。
こちらの意図を理解してくれる人や、医師の気持ちも読もうとしてくれる人がいいです。
例えば、少し前の話になりますが、紹介会社から相談を受けた医師でベテランの外科医がいました。
「もう高齢だから」と、メスを置いて病棟管理を希望している先生でした。
その先生は、当院の求人を提案するまでは、どんな求人を提案しようとも一切面接希望がでなかったそうです。
その状況を見かねて、先生の担当コンサルタントではなく、その同僚のコンサルタントが当院に相談してきてくれました。
そして「こちらの先生、病棟管理希望って仰っていますが、私は絶対ちがうと思うんですよ。やっぱりオペも少しは続けたいと思うんです。だから貴院で内科を担当しつつオペも少しやらせてくれませんか?」と持ちかけてくれました。
当院としても「どうぞどうぞ。高齢だからってメスをおくのはもったいないですし、ぜひやってください」と返答したら、先生から初めて面接希望があり、トントン拍子で入職へ繋がりました。
よくよく伺うと、その先生は数えきれないくらいの求人を提案されていましたが、オペを含む求人は当院だけだったらしいんです。
そういう話をまとめられるコンサルタントこそ、こちらが信頼するコンサルタントなんですよね。
単純に条件や金額だけでは動かない先生は絶対にいますから。
ーでは、言われたことしか出来ないコンサルタントでは通用しないですね。
そりゃそうですよ。
アイデアや提案ができて初めて“マッチング”だと思いますけどね。
伝書鳩のようなコンサルタントなら必要ありません。
それなら先生は業者が運営するサイトで求人を見ればいいだけです。
そうじゃないんです。
コンサルタントは病院側に先生の要望を“嘘をつかずに”かつ、悪印象を持たれないように伝える事。
あくまでもコンサルタントは病院側のサポートをする側じゃないといけません。
例えば、金額の交渉に関してもコンサルタントが「○○や〇〇のメリットがあるので、この額が欲しいんです」といった提案をするのなら理解できます。
ですが、先生とコンサルタントが面談もしていない、先生のプロフィールもない状況で「すみません。この先生2,000万円以上稼ぎたいって言っている先生で、30代くらいの方ですが、いかがでしょうか?」と言われましてもね(苦笑)
先生もご自身を高く売りたいし、給与を上げたい希望があって当然だから、そうは言いますよ。
でも、その先生が何を売りにしているかも、今の勤務条件も知らない。なぜ転職をするのか本当の背景が分からないコンサルタントと話しをしても、おそらく案件は進行しないし、先生を面接まで連れてこれないだろうとも思いますね。
ーコンサルタントの質は会社内でもまちまちのようですが、伝書鳩ではないコンサルタントが在籍していると思う大手の紹介会社はどちらでしょうか?
リクルート、メディプリ(民間医局)。
あと、まだ実績にはなっていませんがメディウェルですね。
病院見学にも積極的に来てくれたし、質問もこちらを知ろうと考えて聞いているのが分かります。
それから、Mステージも。
アルナビから社名変更してから、随分と変わった気がしますよ。
以前のアルナビは、型通りの質問をして、あとは自社のサイトに求人をUPして、よく他社に求人を奪われていたイメージがありました。今は担当者が細かく質問をしてきますし、工夫のある聞き方をしてくる社員もいる。
それと、病院側からみて便利なのが、当院の担当者がわかりやすいこと。病院向けのログイン画面から入ると、担当者の名前が表示されているので、何かあった時にその担当へ連絡しようと思えますね。
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第3回目は以上です。
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