募集科目のちょっとした工夫




本日から3月ですね。定期アルバイト探しのトップシーズン到来です。

医師紹介会社へ求人を出す際、募集科目(医師の専門科)を指定するかと存じます。

以前の記事
でも少し触れましたが、募集科目の出し方もちょっとした工夫で医師からの問合せ数が変わってきます
今回はそちらのコツについてご紹介します。

募集科目を指定する際にぜひ意識していただきたいことが分母を広げるということです。
こちらは、あくまでも業務に支障が出ないならという条件付きです。

下記に注目いただきたい診療科を記載いたしました。

以前の記事に重複した部分もございますが、よろしければご覧くださいい。

◇当直アルバイト

救急対応なしの求人の場合など、内科系医師だけでなく外科系医師でも検討できる場合があります。その場合、内科初期対応可能であれば、募集科目は「内科」だけではなく「内科の初期対応可能であれば科目不問」とされてみてください。

内視鏡検査

消化器内科のみではなく、消化器外科でもOKか検討されてみてください。
私の経験では、患者さんへの接客意識が高い健診クリニックは消化器内科医のみを指定される場合が多かったですが、病院の内視鏡求人では消化器外科医もOKなケースが多かったです。

形成外科

形成外科を募集している医療機関は非常に少ないのですが、非常勤先をお探しの形成外科医は結構いらっしゃいます。現場サイドと相談の上、OKであれば整形外科や皮膚科の募集時に形成外科医も合わせた求人活動をオススメします。条件付きの場合は、その旨も合わせて記載すれば安心です。
例えば「皮膚科外来診療経験あれば形成外科医も可」や「外傷対応できれば形成外科医も可」等です。

整形外科の募集は相場が高めです。給与規定がシビアな医療法人の場合は特にご検討ください。
また、同じく美容皮膚クリニックの募集についても、形成外科医を選択肢に入れていただくことをオススメします。

◇救急科・総合診療科

救急科を専門科目とされている医師はまだまだ少ないです。総合診療科については2017年の7月にプログラム整備基準が学会から提示されたばかりです。(総合内科専門医は31,007名/2018年1月12日現在 です)

検討可能であれば、他の診療科も条件と一緒に検討対象に含めることをオススメします。
例えば「一般外科で経験10年以上の医師も可」や「内科医も卒後10年以上、ナート対応できれば可」や「非常勤含め救急の経験が2年以上あれば可」等です。

リハビリテーション科・緩和ケア科

こちらの科目も、まだまだ専門とされている医師は少ないです。リハビリテーション科は、脳神経外科や整形外科の医師でも検討できないか現場サイドとご相談ください。
緩和ケアについては、専従経験がない医師でも、どういった手技・経験があれば検討できるのか確認の上、内科医も含め募集をかけられるといいですよ。

以上の科目の他にも、専門医を必須か不問にするかも合わせて検討することをオススメします。
昨今の流れより専門医のニーズが高まっているのは重々承知しておりますが、専門医の数は限られます。
募集が芳しくなく、給与UPができなかったり、立地が人気エリアから外れる場合などは、やはり検討が必要かと思います。

 

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