敏腕の医師採用担当者へのインタビューをご紹介する記事です
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ー紹介会社と上手く付き合う上での工夫はありますか?
「複数の会社から同じ医師を提案されても先に提案した会社を優先しない」ですね。
転職活動をする医師は、複数の紹介会社へ登録することが多いです。
でも、例えば2社から同じ医師を提案された場合、どちらのコンサルタントへも「提案医師が他社と被っていること」「先生からのレスポンスが早いほうを優先すること」こちらの2点は伝えています。
それは、最初に当院へ連絡が来たからといって、そのコンサルタントがこちらの意図通りに動けているかは分からないからです。
しかも、他の紹介会社より先行するためだけに、様々な病院へ手当たり次第に匿名キャリアシートを送っているだけかもしれません。
私は、それを良しとは思えないんですよ。
だから、提案の順番ではなく、きちんと医師からレスポンスがあるコンサルタントを優先するようにしています。
ちなみに、上記のような場合だと、何人も医師を抱えているコンサルタントより、1人の医師に注力しているコンサルタントのほうが決まりやすいですね。
ー上記のような匿名キャリアシートを送りっぱなしのコンサルタントは多いのですか?
多い!!ほとんどですね。
でも、こちらからすると、本当に入職してほしい医師のときは、NGでも連絡がほしいんですよ。
「ダメでも連絡ちょうだいね」と伝えますが、大手さんはほとんど返事がないですね。
まぁ分からないでもないんです。抱えている医師数が多いから仕方ないとは思うけど、うちだけじゃないんだなって、思ってしまいますね・・・
ー
紹介会社と付き合う上で工夫している点は他にはありますか?
「コンサルタントから相談されやすい状況を作ること」ですね。
コンサルタントと1回話しただけでは言い忘れもありますし、1週間後には状況も変わっているかもしれません。
でも、ちょこちょこ電話をしたり当院へ来てもらえると、常に情報が更新されるのでコンサルタントの頭には常に当院が上位にいる状況を作れます。
インターネットのSEO対策ではないですが、コンサルタントの頭の中に当院が上位にあれば、何かあったときにポンっと思い出してもらえると考えています。
だから、極端な話し「すみません、今日は直帰したいんで寄ってもいいですか?」とかで当院に来てもらっても私は全く構わないですね。
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第4回目は以上です。
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