医師と共謀して紹介会社は転職を繰り返し斡旋しているんじゃないか・・・
ってたまに言われたりメディアで取り上げられますが、少なくとも私は実例を聞いたことないです。
(当直室に女性連れ込む先生や、コンサルのせいで契約が飛んだとかは聞いたことあります)
恐らく一昔、いや二昔以上前の紹介会社のイメージではないでしょうか。
紹介会社側は売上ほしいですし、医師もお金がもらえるならメリットはあるかもしれませんが、
医師側のデメリットが大きすぎます。
転職回数が多い医師は、例え医師不足なこのご時世でも医療機関側に警戒され、
書類審査で落とされるケースもあります。
小さいコミュニティーだと、悪い評判が一気に広がります。
目先のお金が手に入っても、就業ができないor悪い条件での入職になる可能性が高くなるので、
こんな話を受け入れる医師はなかなかいらっしゃらないでしょう。
昔は紹介会社に少しアウトローなイメージもあったかもしれませんが、
今はシニアレジデント~教授経験者まで、転職やアルバイトのために紹介会社を利用される医師は増えており、職探しの定番になっています。
医局長からジッツ先の相談を受けることもあります。
また、「医局以外で職探しする先生ってどうなの?質が悪いんじゃないの?」と採用担当者の方から言われることもたまにありましたが、そんなことないです!!
多くの方がご存知だとは思いますが、近年は大学卒業後、医局へ入局しない医師がとても増えてきました。
下記は厚労省の医師臨床研修マッチング結果の資料です。
〈http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10803000-Iseikyoku-Ijika/180_1.pdf〉
初期研後に医局へ所属される医師もいらっしゃいますの、一概には言えないやもしれませんが、それでも医局に所属せず、ご自身で職探しをされる医師は増えてきていると私は考えます。
ただ、経歴のことでご不安なことがあれば、すぐに医師紹介会社のコンサルタントへ問合せてみてください。
そこで、しっかりとした回答を得られないなら疑っていいと思います。
ただ、疑うのは医師ではなく、そのコンサルタントの質です。
きちんとしたコンサルタントは良い悪い関わらず、明確な返答(そもそも経歴に難があれば早い段階で医療機関側へ伝えているはずですが…)や、医師への確認をしっかり行なってくれます。
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