いつもいつも医師紹介会社から連絡がかかってきて大変ですよね。すみません(汗)
ここでは、医師紹介会社からの連絡について、実際に工夫していた医療機関の事例を
少しご紹介します。
まず、紹介会社からの有益な情報=具体的な医師の紹介ですよね。
この記事をご覧の採用担当者の方に質問です。
医師紹介会社からの連絡の中で具体的な医師の提案は何割位ありますか?
何も工夫をされていない場合は、医師の提案より求人確認の電話の方が多いのではないでしょうか。
医師求人の状況確認だけの連絡を全て対応していたら、採用担当者の方の仕事が滞り大変です。
ですが、医師紹介会社からの連絡の度に、求人情報は伝えずに「具体的な医師がいた時だけ連絡ください」と言っていてもなかなか紹介はもらえないです。
私の経験で申し上げると、実際に担当医師の求人を探す場合、まずは既存の求人票の中から、
条件に近い求人を探します。
上記のような「具体的な医師・・・」と言った医療機関は、社内データの通話履歴には
その情報が残りますが、求人票は作成されていません。(求人情報が薄すぎると求人票作成できません)
求人票になっていないがために、その医療機関の情報へ辿り着きにくいんです。
その医療機関へ辿り着く前に、他の求人票になっている医療機関へまずは連絡していくので、上記のような医療機関へはなかなか辿り着きません。
その結果、「具体的な医師がいた時だけ連絡ください」では、具体的な医師の紹介へは繋がりにくいのです。
ちなみに、工夫されている医療機関の採用担当者の方は、下記のような方法を実践されていました。
◇募集中の求人情報を紹介会社へ配信する
この方法が一番多いです。
FAXとメールなどで紹介会社へ求人情報を配信する方法です。
ちなみに、FAXよりメール配信の方が圧倒的に多かったです。
医師紹介会社側としてもメールの方が助かります。
求人票作成も医師への提案もPC作業なので、メールの方がコピペできて楽なんです。
あとはチーム内で情報を共有しやすいです。(メールをチーム内に転送するだけなんで)
なお、配信頻度はそれぞれです。
毎日1回や毎週1回など定期的な医療機関もあれば、求人が変更したタイミングで配信する医療機関もあります。
ただ、求人配信の頻度が少なかったり、ちゃんと情報が更新されていないと、結局 紹介会社から確認の連絡がくるのでご注意ください。
もう1つ注意点として、たまに、toやccに他の紹介会社のアドレスものせて配信される
医療機関がありますが、これ絶対やめたほうがいいです。
他社のアドレスも分かるようにしているということは、この求人を何社に送ったか受信者が分かるということでもあります。
良い求人であっても、求人を把握している会社が多い場合は、医師紹介会社側の優先度が下がる可能性が高まります。
(優先度が高いと積極的にメルマガに載せたり、提携サイトへも求人を出してくれます)
情報は皆が知っているものより、知ってる人が少ない情報の方が価値は上がります。
また、他社の担当者のアドレスを一緒に送るという行為は、採用担当者の方の情報取り扱いの
意識の低さ、仕事が雑なんじゃないかという懸念をコンサルタント側へ抱かせてしまいます。
これは避けるべきです。コンサルタント側の医師を紹介したいという意識を削いでしまいます。
同時配信の場合は、よろしければBCCをご利用ください。
充足の情報を こまめに配信し、状況確認はメールやFAXで確認するように伝えれば、
紹介会社からの状況伺い連絡は減るはずです。
◇医師の求人を部署内で共有する
もし医師求人を同じ部署内で共有しても問題ない状況であれば
(中にはシークレット求人もあると思うので)
受付担当の方や、よく電話を取る職員と求人を共有してみてください。
ある程度の求人概要を職員に伝えておき、状況確認の電話については、職員がそのまま答えて、
具体的な医師がいる場合のみ採用担当者が対応するという方法です。
ただし、この時、職員が把握している内容が薄すぎる場合は、紹介会社側も不安になり
求人票を作成しなかったり、採用担当者宛てに再度連絡が来てしまいます。
常勤ならせめて診療科、勤務日数、当直有無、勤務内容。
非常勤は勤務曜日、時間、勤務内容、開始時期くらいは共有した方が無難です。
(本当は給与も伝えた方がいいです)
その他の工夫は②にてご紹介します。
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